本物の植物を「見て」、「さわる」ことで、 「自分で」植物の知恵を「発見」します。
植物は生きていくために、色々な作戦をたてています。どのような特徴を持った植物が、どのような場所に生息しているのか、その関係を知ることにより、植物の生きるための作戦が見えてきます。
学びの3つのポイント
観察する
自らの足で生田緑地を歩きながら植物をよく観察します。この植物の葉っぱはどのような色?大きさ?形?キットについてくる観察メモを書きます。日頃の生活では気がつかない植物の葉の特徴に気がつくかもしれません。
考える
地図に植物の葉の形のシールを貼っていくと、どのような形の葉をもつ植物が、どのような場所にいるのかが見えてきます。「どうしてこんな形の葉がこんなところにたくさんあるのだろう?」そんな疑問が生まれます。
比べる
このキットは、生田緑地をいくつかのエリアに分けて周るようになっています。他の人がシールを貼った地図と合わせることで、生田緑地全体の葉の形の分布を表します。地図を見比べることでまた新しい発見があります。
学びを楽しくする隠し味
生田緑地には公園ならではの緑豊かな散策路がたくさん存在します。そこで、「植物知恵袋」では生田緑地を子供達に探検家になって冒険気分で楽しんでもらえるようにしました。また、親子でコミュニケーションが取れるように、親御さんにも小さな探検家をサポートする助手になっていただきます。
このキットで楽しんだ後、生田緑地内にある「宙と緑の科学館」でシールを貼った地図と引き換えに、「冒険の書」を受け取ることができます。この「冒険の書」には周ったエリアの植物をピックアップして情報が載っていたり、より詳しい植物の説明がイラストを交えて載っています。自分の観察メモを貼る場所もあるので、世界でたった一つの「冒険の書」になります。
「植物知恵袋」は生田緑地の分割されたエリアを周るため、キットに挑戦するたびに新しいエリアを選べば、新しい「冒険の書」を手に入れることができます。違うエリアに挑戦することにより、エリアごとに生息する植物の違いを、自ら実感することができます。もらえる「冒険の書」の内容もエリアごとに異なるため、コンプリートを目指すのも良いかもしれません。
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