2007 Information Literacy Seminar.

7月31日|Webサイト作成3

最終回です。

1|PDFの作成

PDFとは

PDFとは、Portable Document Formatの略で、電子文書の形式のこと。いろいろなアプリケーションで手軽に作ることができ、WINDOWSのバージョンやOSの違いなど、どの環境でも文書の体裁を保ったまま開くことが出来るため、ファイルのやりとりや共有時に使うファイル形式として広く普及している。PDFファイルを読むための Acrobat Reader(Adobe Reader)は無料でダウンロードできる。

 

1.Word文書から作成する場合

(1)Wordで文章を作成

(2)画像やエクセルの表、グラフを貼り付けも可能

(3)Wordのメニューから、 「ファイル」→「印刷」→「Adobe PDF」→「OK」

2.画像の場合

PhotoshopやIllustratorで作ったデータもPDF化できる。ソフトを持って無い場合でも表示・印刷することができるのでよく使われるので覚えておこう。(※もちろん「WEB用に保存」で書き出しても同じようにどこでもみれるが)

どちらも、「ファイル」 → 「別名で保存」 → 「ファイル形式」プルダウンメニューから「Adobe PDF」を選ぶだけである。Acrobat以外のPDF編集ソフトについては次のLINKを参照。

 

2|Web制作

自由制作

 各自、ver.1の課題制作を進めてよい。制作に当たって、「マークアップやスタイルの記述がうまく出来ない」「〜〜のようにしたいが、それにはどうすればいいのだろう?」など、聞きたいことがあったら今の時間のうちに質問し、理解しておくこと。

夏期休暇中に自宅で制作する場合

自宅にソフトがない場合、大学のネットワークに入って作業したい場合など、大学まで来なくても、 自宅のパソコンからVPN(Virtual Private Network)接続すれば、大学の端末にログインすることが可能になる。利用にあたっては情報科学センター窓口に申請する。なお、SCPは学外からもアクセス可能である。

過去の教材から

直接には制作技術とは関係ないが、Webサイトにおける自分の属性に関する記載について、ある先生からの指摘を掲載しておく。

蛇足(一担当者の個人的見解として)

 学生諸君の Webページを見ていると、自分の紹介に「星座」、「血液型」を記載している例が少なくないことに気がつきます。特に血液型と性格の迷信は日本が発生地であり最近では韓国にも感染しているようです。これまで多くの研究者がこの馬鹿げた流行を科学的な根拠は全くないことを繰り返し指摘しているにもかかわらず、最近では公共放送でも当然のように使っています。わずか4種の血液型で人間の行動や性格を規定できるはずがないことを、知的な人なら少しは感じてはいるでしょうが、「たんなる、お遊び」として許容しているようです。また、これも言論の自由でしょう。しかし、血液型性格論は実は人間の差別につながること、この迷信で多くの人が傷ついていることに気がつくべきです。Webサイト制作の指導者として、公序良俗に反しない限り皆さんが作るページの内容に対しては規制しませんが、良識ある対処を望みます。

3|夏季休暇中の課題

(課題1)Webサイト制作ver.2

 ver.1で作ったものから、各種制作技術のスキルアップを目指す。ver.2は、全体のデザインを改良し、自分なりのコンテンツを加えたものとする。

※ネタがないと困っている人へのアドバイス。ニフティのコンテンツのひとつとして、「デイリーポータルZ」という超人気サイトがある。これを見れば、「自分で何かを実験してみる」というだけで面白い記事になっていることがわかるだろう。google使ってコピペを繰り返して渋々作ったようなものは、見る方の顔も「しぶしぶ」になる。自分がワクワクする気持ちを大事にして欲しい。

(課題2)アンケートについての調査

後期のリテラシー演習2のテーマは、「アンケートとデータの分析」である。何かのアンケートをされたことはあっても「アンケート票」(「表」ではなく「票」)を自分で作成した経験のある人は少ないと思う。

そこで、以下のWebサイトから10サイトを選んで、次の1-6のことについて調べてレポートを作成(A4用紙3枚以上)する。提出は、9月の後期リテラシー演習の最初の授業時(9月25日)。

  1. アンケートにはどのような尋ね方があるか、その代表的な例
  2. 回答しやすい設問と回答しにくい設問、その例
  3. アンケートの結果はどのように集計(回答数、平均値、最大値、最小値、比率などを出す)されるか
  4. どのような形式の表やグラフで表されるか、それぞれはどのようなことを説明するのに使われるか
  5. 回答してもらうには、どのような工夫が必要か
  6. 自分ならどんなアンケートを作るか、その実例

以下のWebサイトはアンケート票が付いているか、あるいはアンケート結果の分析があるものである。このほかにもアンケート関連サイトがたくさんある。しかし、中には君たちの個人情報を集めることが目的であったり、詐欺やマルチ商法である場合があるので注意しよう(課題をするために、君らが何かのアンケートに答えたり、会員になる必要は全くない)

4|演習のまとめ

演習内容の展開が早く、あまりPCに慣れてない人にとっては大変だったと思いますが、これにて演習は終わりです。第1回から今日まで、毎回教材の最後に掲載してきた「演習のまとめ」を再掲載してみます。

 以上です。たくさんのことを学んできましたが、このリテラシー演習ではいくつかのスキルの入り口を示したに過ぎません。学習速度には個人差もありますので、本当に大事なことは、演習時間以外に自分で努力するための習慣を身に付けることです。自分の頭できちんと「理解」できるようになるまで、各自でフォローアップに努めて下さい。

 最後に、この演習で学んだこと、共に学んだ級友達との出会いが今後の実りある大学生活のきっかけとなることを願います。

 2007年度情報リテラシー演習1 担当教員・SA一同

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