学生同志や学生と教員間でのやり取りをウェブ上で行うことは多くても、授業関係ではあまり積極的な意見交換は見られないのが現状です。 その原因はどこにあるかを検討しました。
その結果、第一に、従来のチャットや掲示板を用いると、時系列順に連なるやり取りを後で読み返すのは、量も多く負担となるのではないかという意見が挙げられました。
また、やり取りが長くなると、まとめる作業も大変になる上に、第三者がやり取りを見た時、そこから価値のある情報を取り出すことが難しいのではないかと考えました。
第二に、学生の成果物(レポート等)や講義資料に対してコメントを求められた時、「〜が〜思う」というのではなく、「この部分が良い」「ここが分からない」というような簡単なリアクションだけをしたい時に、わざわざコメントを書き込むのは堅苦しく感じるということです。
これらを解決し、積極的なやり取りを促すためには、「気楽に情報を生み出し、共有する」ことができる環境が必要であると考え、それを実現するインタフェースを備えたシステムを提案し実装することを目的とすることにしました。
「皆で書き込みをしていき、やり取りをすること」を重視し、「気楽に情報を生み出し共有する」をコンセプトとし、企画を進めていきました。
付箋を利用し一言の自分の意見を書き込んで授業ページやフリースペースに貼り付けることで意見を記載することができます。
付箋を貼るほどでなければ、スタンプでの簡単な意思表示が可能です。
授業中のアンケートなどにも活用でき、コミュニティとして授業支援を目指しています。