ネットワーク情報学部卒業制作募集要綱(平成18年度)

 

綿貫 理明 教授

募集研究分野

情報システム、人間・文化と情報

 

研究テーマ

ユビキタスネットワーク社会における新しい情報技術のあり方

近い将来、情報革命の第3の波といわれるユビキタスネットワーク社会が到来するといわれている。実際にノートPC、携帯電話やADSLなどの高速回線が身近になった。そして将来のための研究開発が大学や企業で行われている。

近い将来、人間はネットにアクセスする際、端末に向かうのではなく、環境に溶け込んだ情報機器に対して、優雅な身のこなし身振り手振りで情報機器に指示を出すようになると言われている。まるで超能力者のように指差して、指を振るだけで機器を制御する研究もなされている。そのような社会の動きに対し、まず文献調査を行い、RFIDRadio Frequency Identification)タグや各種のセンサーなどユビキタスを支える要素技術は何か、人間とサイバースペースはどのようなインタフェースでリンクされるのか、新しい情報技術によって社会や私達の生活はどのように変化するのか、企業はそれに対しどのように研究開発を進めているか、予想される課題・問題点は何か等を調査・研究する。

卒業制作の中で、学生の若い柔軟な思考力と創造性によって、将来の情報技術はこのようにあるべきだという提言ができるようにしたい。最終成果は学会で発表したり、コウサ展での発表や専修ネットワーク&インフォメーションに投稿したい。

前期は、国内外の文献を輪読・調査することによって基礎知識を身につけ、次に世の中の研究開発の動向を探る。平成17年度は、学会(情報処理学会、FIT2005)・展示会(IC Card World 2005)・企業見学(大日本印刷ICタグ事業化センター)などに参加して社会の状況を学んだ。前期はRFIDTUITangible User Interfaceに関する論文の輪読をして、夏期と後期はRFIDキット、センサーキット(2軸加速度、光、温度、力量、回転、スライダなど)を購入してプレゼンテーション用ソフト開発を目標に研究を進めている。後期は卒業制作の成果物の作成。成果は下記のいずれか、または両方の形でまとめる。

 

想定している成果の形式

1.30ページ程度の論文

2.プログラムまたは動画やグラフィックスなどのコンテンツ

 

期待している学生像,選考基準

遅刻欠席のないことが前提条件。総合演習やプロジェクト1等で必要な知識と技術を身に付け、研究テーマに興味を持って取り組める人。必修科目は終わっており、十分な研究の時間が取れること。

 

相談期間のコンタクト方法

月曜日2限・水曜日3限。木曜の4限には4年生が研究室で研究していることが多い。
(一応メールで連絡してください。)

 

研究室

9号館5階9517号室

 

電子メールアドレス

watanuki@isc.senshu-u.ac.jp