11 実装
今日は、開発プロセスのうちの5と6と7を行います。 企画(マップ作成) 部品リスト作成 実現可能性分析 ブロック図作成 回路図作成 実装 テスト 目次 11.1 全体の回路図 11.2 実装とテスト 11.3 実習 11.1 全体の回路図 先週、各デバイスのテストを行いました。おそらく、すでにみなさんは手元にあるデバイスを動かすことには成功しているわけです。今日は、それらのデバイスを組み合わせて、目的の動作を行わせることから始めます。 まずは、全体の回路図を作成します。電気部分はどのようになっているかを自分で確認するためにも他者に伝えるためにも、回路図を描くのが有効です。電気部分の全体の回路を構成してください。 11.2 実装とテスト 最終作品は、マイコンとセンサ、モータなどを組み合わせて、複雑な動作を行うものになっているはずです。その複雑な動作をいくつかの機能に切り分けて実装し、テストを行います。先週はデバイス単位のテストをしたわけですが、今週は機能単位の実装とテストを行うわけです。 機能単位の実装とテストがうまくいったら、それらを組み合わせて目的の動作を行うかどうかのテストをします。機能単位ではなくて、システムを単位としたテストということになります。 11.3 実習 報告1. 回路図と実体配線図 回路図が正しく描けているかをチェックします。全体の回路図と回路図が表す配線の写真(実体配線図)を提出してください。最終作品を完成させるにあたっては、配線は見えないようにする人も少なくないと思いますが、今日の報告にあたっては、配線が見えるような写真を撮影してください。 報告2. 作業報告書 本日の演習で行ったことを作業報告書にまとめて提出してください。必ず写真を撮って、それを報告書に含めてください。要所要所で写真を撮っておくのを忘れないようにしましょう。 — by 飯田 周作、沼 晃介、石井 健太郎 専修大学ネットワーク情報学部